香川県では4月1日から全国で初めてとなる水道事業の広域化がスタートしました。浜田知事は全力で取り組む考えを示しました。
高松市役所の横に建設された防災合同庁舎6階に、広域水道企業団の本部が設置されました。
香川県と、直島町をのぞく8市8町から派遣された職員、約80人が水道事業の一元化に伴う事務に取り組んでいました。人口減少に伴う料金収入の減少や老朽化が進む水道管の更新などさまざまな課題に一体で取り組み、水道料金の値上げを抑えようというのが広域化です。
広域水道企業団では浄水場を現在の71カ所から38カ所に統合するなどし、2028年度から8市8町の水道料金を統一する予定です。
2日の会見で浜田知事は広域化に向けた強い意気込みを語りました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「将来にわたって、安全な水を安定的に供給する広域化の初期の目的を実現していけるよう全力を挙げていきたい」