絶滅危惧種にも指定されているカタツムリが、香川県小豆島の寒霞渓で見つかりました。
紫がかった褐色で、殻が大きい「ヤハタマイマイ」です。香川県小豆島の寒霞渓だけに生息するため「カンカケイマイマイ」とも呼ばれています。
5月30日午後5時ごろに、カタツムリの観察を続けている小豆島町の写真家、中塚正春さんが寒霞渓の岩場で発見しました。
(小豆島町の写真家/中塚正春さん) 「大きな体が、殻の大きさが5.5センチという最大のヤハタマイマイ、俗に言うカンカケイマイマイが見つかりましてラッキーでした」
「カンカケイマイマイ」は、夜行性で人目がつかないところを好むため、去年は1匹も見つからなかったそうです。 香川県レッドデータブックでは「絶滅危惧I類」に指定されています。貴重な発見ですが、条例で採取は禁止されています。