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連休最終日も被災地に多くのボランティア ごみ処理が課題 倉敷市

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 3連休最終日、被災した倉敷市真備町には厳しい暑さの中、多くのボランティアが集まりました。ライフラインの復旧が進む一方、大量のごみの処理はまだ先が見えない状況です。

 倉敷市災害ボランティアセンターによりますと、倉敷市には16日、1427人のボランティアが集まり、活動しました。

 16日の倉敷市の最高気温は、36.1度と、2日続けての猛暑日となりました。  この暑さで、倉敷市では15人、そのうち真備町では10人が熱中症で搬送されました。このうち少なくとも3人がボランティアで来ていた人だということです。

(ボランティアはー) 「塩分とか不足し無いようにっていう用意はしてきました。タブレットとか飴とか」 「飲み物やら首に冷えピタ貼ったりいろいろしてます。微力ながら少しでも力になれれば」

 一方、決壊した河川では、堤防の緊急工事が進んでいます。

(記者) 「決壊した堤防は緊急工事によって昨夜、堤防と同じ高さまで盛り土が積まれました。決壊を引き起こした小田川は何事もなかったかのように穏やかに流れています」

 岡山県によりますと、今回の豪雨で県内16カ所の川の堤防が決壊しました。そのうち5カ所で、堤防に盛土を積むなどして、工事が完了したということです。

 一方、現在被災地で深刻化している、ごみ問題。今回の豪雨で出た多くのごみは、家の前や道路に捨てられたままです。

(記者) 「真備町などの災害ごみはこちらの土地に、今後順次運び込まれるということです」

 しかし、いつごろ災害ごみが運び込まれるかはめどが立っていません。

(水道局の職員) 「蛇口から飲める水が出ています」

 真備町の一部の地域では、水道の水を飲むことができるようになりました。


(被災者は―) 「それまではタンクに水を積んで持ってきてたんで、電気と水が出たんでだいぶいいですよね」

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