岡山県早島町の一部の町議会議員が町の職員に対してパワーハラスメント的な言動を繰り返したとされる問題で、町は15日、第三者委員会を設置しました。
第三者委員会の委員を務めるのは、岡山弁護士会に所属する3人の弁護士です。早島町の佐藤博文町長から委嘱状と諮問書を受け取った後、1回目の会合を開き、今後の方向性を話し合いました。
この問題は、一部の町議会議員が町の職員に対し、威圧的な言動を繰り返しているなどとして、町民の有志が2025年4月、事実確認などの対応を求める要望書を提出したものです。
第三者委員会ではパワハラに該当する行為などを調査し、認められた場合は再発防止に向けた提言などを行います。約6カ月をかけて報告書をまとめ、町に答申するということです。
(第三者委員会/金馬健二 委員長)
「関係者を聴取させていただきます。相当多数に上るので、できるだけすぐにでも始めていきたい。その他にアンケートをとるなどして、皆さんがどういうふうに考えているか、把握しているか、どういうことがあったのかを声なき声も含めて聴取していきたい」