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最大2.6倍の量を収穫!大豆量産へ徳島文理大学とマルコメが共同研究本格スタート さぬき市の旧キャンパスを活用

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 この春、JR高松駅前にキャンパスを移転した徳島文理大学がさぬき市の旧キャンパスを活用して「大豆の水耕栽培」の研究を本格的にスタートさせました。

 さぬき市の徳島文理大学旧キャンパスで薬学部の山本博文教授と長野県の老舗みそメーカー「マルコメ」が共同で進めているものです。

 LEDの光と光合成の能力を高めるとされる、点滅する光「パルス」をあて、農薬を使わずに約3カ月で収穫をめざすものです。

(松木梨菜リポート)
「こちらを見てみますと、苗の間隔が広いとことと狭いところがあります。どれぐらいの間隔がいいのか成長率をみているということです」

 みその原料である大豆の国内自給率はわずか6%。ほとんどを輸入に頼っています。この水耕栽培では国内の露地ものと比べて同じ栽培面積で最大2.6倍の量を収穫できるということです。

(マルコメ 資源開発課/松島大二朗 課長)
「弊社としてはどれだけ量産できるか。今後楽しみにみたいと思います」

(徳島文理大学/山本博文 教授)
「農薬を使わずに水耕栽培に適した新しい品種を作っていけたらいいと考えています」

 3年後に年間、2tから3tの収穫をめざします。

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