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災害ごみ破砕機を試運転…倉敷市が導入検討 東日本や熊本でも活用

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 浸水した地域で出た大量の災害ごみの処理方法が課題になっています。焼却処分するために、災害ごみを破砕する機械の試運転が倉敷市で行なわれました。

(記者) 「この機械はガレキを細かく砕くことができます。さきほど入れられたガレキがあっという間に砕かれ続々と出てきています」

 災害ごみの仮置き場になっている、倉敷市の「西部ふれあい広場」で、災害ごみを破砕する機械の試運転が行なわれました。

 倉敷市真備町では、約7万トンから10万トンの災害ごみが出たと推計されています。  災害ごみを処分するには、可燃物、不燃物、リサイクルなどの分別に加え、焼却施設で処理するために破砕する必要があります。

 今回試運転した機械は、東日本大震災や熊本地震でも使われたもので、倉敷市が性能などを踏まえて導入を検討します。

 また、岡山県や倉敷市などは、倉敷市水島の「県環境保全事業団水島処分場」に災害ごみの中間処理を行なう「専用プラント」を整備する方向で、協議を行なっています。整備費や整備時期などはまだ決まっていません。

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