西日本豪雨の被害を受け、岡山県は倉敷市の小田川の3つの支流に、危機管理型の水位計を新たに設置することを明らかにしました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「水位計が設置されることで、どれくらい我々が早く危険を察知できるのか確証があるわけではない。情報の価値がマイナスになることは基本ありませんので」
伊原木知事が8月1日の会見で明らかにしました。新たに水位計を設置するのは、豪雨で決壊した倉敷市真備町の小田川の支流の末政川、高馬川、真谷川です。
岡山県は今年度、県内40カ所に水位計を設置する予定でしたが、今回の豪雨を受け、追加の設置を決めました。
設置するのは危機管理型の水位計で、インターネットやスマートフォンから10分間隔で状況が確認できます。 この3本の川に水位計が設置されるのは初めてで、運用開始は8月5日からです。
県はこのほか豪雨で被害が出た岡山市の砂川、笠岡市の尾坂川など3カ所にも水位計を設置し、8月8日までに運用を始める予定です。