岡山済生会総合病院の外来部門である付属外来センターが、患者の在宅復帰を支援する病院に生まれ変わりました。
開院を記念した式典には関係者およそ20人が集まりました。新病院は急性期の治療を終えた回復期の患者などを1日午後から受け入れます。
(岡山済生会外来センター病院 平松信 院長) 「患者さんが在宅へ安心して帰っていただく橋渡し的な役割を務めるというのが地域包括ケア病棟の役目だと思っています」
新病院ののべ床面積は2480平方メートル。29の診療科と80のベッドを備えています。岡山県南東部には急性期医療を行う総合病院が多い一方、回復期の患者を受け入れる病院が不足しています。
県は2025年には高度急性期・急性期機能病院はおよそ2500床が余り、回復期機能の病院はおよそ1800床が不足すると推計していて、1日開院した外来センター病院はその受け皿として期待されます。