高齢者医療に特化した病院が9月1日岡山市に開院します。18日内覧会が開かれました。
（川崎医科大学高齢者医療センター／柏原直樹 病院長）
「長寿化社会において、最適な医療福祉のあり方、この答えを見つけていくというのが我々の役割」
9月1日に開院する「川崎医科大学高齢者医療センター」です。地上5階建てで、延べ床面積は約6707平方メートルあり、病床は102床です。
このうち、地域包括ケア病棟は、急性期の治療を終えたものの在宅復帰に不安を抱える患者を支援します。
また、高齢者総合診療科では、もの忘れ外来などを設置します。加齢に伴う体力の低下を予防するための運動指導もします。
新しい医療センターは、岡山市北区中山下の旧川崎病院の跡地に整備されました。すぐ近くには川崎医科大学総合医療センターがあります。
（川崎医科大学高齢者医療センター／柏原直樹 病院長）
「川崎医科大学総合医療センターが急性期医療を担って、その後の在宅への過程を高齢者医療センターが担っていく。病院は2つだが、一体のような形で機能していきたい」
