散乱したがれきの除去が課題です。西日本豪雨で被災した、倉敷市真備町で市民の憩いの場である公園の再生作業が始まります。
倉敷市が管理する真備町箭田の公園では、市の公園緑地課の職員5人ほどががれきなどを取り除き、遊具の点検を行いました。
この公園は8月まで災害ゴミの置き場で、ゴミを撤去した今も陶器やガラス、家電製品の破片が散乱しています。
倉敷市によると真備町では、市が管理する約40カ所の公園が浸水し、うち半分ほどはゴミ置き場になったため、改めてがれきの除去が必要ということです。
(倉敷市公園緑地課/坂本昌彦 係長) 「がれきが土の中に潜っていますので、表面から10センチ程度は掘り下げないと、完全な除去にはならないかなあと思っております」
倉敷市では今後どうやって公園を再生するか検討します。
また、がれきが残る公園は危険なため、遊ばないよう呼びかけています。