町に活気が戻ります。倉敷市真備町で、被災したお店が集まる復興商店街の設置工事が始まっています。
(記者) 「こちらの駐車場、豪雨の後は災害ゴミの置き場として使われていましたが、今はすべて撤去されています。そして今度はこちらに復興商店街として、5つの店舗が設置されます。」
倉敷市真備町にある、マービーふれあいセンターの駐車場に整備される「復興商店街」です。真備町の復興商店街には5つのコンテナが設置され、薬局やエステサロン、保健代理業など5店舗が入る予定です。
(倉敷市 商工課/森永奈美江さん) 「商店街という形で整備させていただきますので、そこが賑わいの場のひとつになればいいかなと考えております」
復興商店街に入る「菊池保険サービス」です。真備町有井で被災し、事務所は天井近くまで浸水。元のテナントに戻ることができなくなり、現在は市役所近くのビルで営業しています。
(菊池保険サービス/菊池達也 代表) 「事務所を構えられる場所とか、広さも含めてちょうどいいものがなかったりとかしましたし、そんな中で市が準備いただいて賃料がかからないというところがあったので非常にありがたい制度だと思って」
復興商店街は3月、順次オープンしマービーふれあいセンターが復旧するまでの最長2年間貸し出されます。
(菊池保険サービス/菊池達也 代表) 「この2年間というのをとりあえず仮設店舗をご準備いただいたことで、僕たちも次の動きを考える時間ができたかなというふうに思っています」