10月1日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学の本庶佑特別教授。発表から一夜明けて、倉敷市に住む本庶さんの妹も喜びをかみしめていました。
(本庶さんの妹/松原伸子さん) 「今まで毎年のように候補と言われて」 「その間家族は緊張して過ごしていましたけど…よかった。本当にうれしいことです」
倉敷市在住の本庶さんの妹、松原伸子さんは1日、親戚からの電話で兄のノーベル賞受賞を知りました。
(本庶さんの妹/松原伸子さん) 「夜遅くて疲れているだろうと思って…メッセージでよかったね、おめでとうって」 「ありがとうと返ってきたので見てくれたんだと思って」
伸子さんは、4年ほど前、研究成果について語る兄の姿が今も記憶に残っています。
(本庶さんの妹/松原伸子さん) 「ノーベル賞受賞のオプジーボの話をして、いい結果が出てうれしいんだとニッコリしていました。仕事の話はほとんど私たちにはしないので。本当にその笑顔が忘れられないですね。研究者の道はなかなか厳しいものだし生活も大変だろうと思っていましたけど、兄はその辺も幸運だったと思います」