煙が天守閣まで上がったそうです。今年7月の西日本豪雨で石垣が崩落した丸亀城の現場近くで、また石垣が崩れました。けが人はいませんでした。
(崩落を目撃した丸亀市民はー) 「ダンプカーから砂利が落ちるような音を聞いて、その後、以前台風の時に崩れた石垣を見たところ大きく崩れていて、噴煙がお城の天守閣まで上がっていたのが分かった」
8日午前7時過ぎ、「丸亀城の方から石が転がる音がする」と、市民から丸亀市に通報がありました。
市の職員が丸亀城に出向いて警戒していたところ、約3時間後に石垣の一部が崩れました。
丸亀市によりますと幅約18メートル、高さ約16メートルにわたって石垣が崩れたということです。現場近くを立ち入り禁止にしていたため、けが人はいませんでした。
9月30日に香川県に近づいた台風24号による大雨の影響で、石垣の内部が緩んでいたとみられます。
今回崩落した現場の近くでは、今年7月の西日本豪雨で石垣の一部が崩れました。崩落したところをビニールシートで覆っていて、11月から修復のための盛り土工事を行う予定でした。