香川県を訪れる外国人旅行者、インバウンドがここ数年急激に増えています。飲食店を対象にしたインバウンド対策のセミナーが高松市で開かれました。
積極的にインバウンド客を受け入れてもらおうと、飲食店情報サイトを運営する「ぐるなび」などが企画しました。香川県で飲食店を経営している約20人が参加しました。
「ぐるなび」が外国人旅行者を対象に行ったアンケート調査では「旅行の目的は食事」と答えた人が約7割でした。しかし注文の際、店員とコミュニケーションが取れずに困るケースも多いそうです。
4日のセミナーでは、静岡県の飲食店「魚魚一」でインバウンド客の誘致を成功させた仲村健太郎さんが、取り組みを紹介しました。
(魚魚一/仲村健太郎さん) 「個々のスキルや学習に頼らないオペレーションを改革した。外国人用の接客ツールを用意して、外国語を話せなくても大丈夫なようにした」
(参加者は―) 「マニュアルのような紙で全部会話をするというのは、いいアイデアだと思った」