特殊詐欺の被害を防ごうと、香川県観音寺市で警察やボランティア団体が啓発活動を行いました。
百十四銀行観音寺支店で警察官や防犯ボランティア団体のメンバーが、特殊詐欺への注意を呼びかけるチラシを高齢者に配りました。
香川県では、今年1月から9月末までに、架空請求やオレオレ詐欺など「特殊詐欺」による被害額が約1億1000万円にのぼっていて、去年の同じ時期よりも約4000万円も増えています。
特に最近は、ハガキで公的機関を装って未納料金の納付を呼びかける架空請求詐欺が増えています。
警察では、心当たりのない請求書が届いた時には自宅近くの交番や警察署に相談してほしいと呼びかけています。
(観音寺警察署 生活安全課/黒川雅登 課長) 「特殊詐欺の手口は年々巧妙化しているので、皆さんもそういった知識を自己防衛として知っていただきたい」