久しぶりの再会に笑顔があふれました。西日本豪雨で地区のほとんどが水没した倉敷市真備町の川辺地区に、住民の憩いの場がオープンしました。
(記者) 「こちらの小学校は被災して使えなくなってしまいましたが、その小学校の隣に住民みんなが集まれるスペースが誕生しました」
倉敷市真備町川辺にできた「ほっとサロン」です。気軽に情報発信をしたり話したりできる場をつくろうと、川辺復興プロジェクト「あるく」のメンバー15人が主体となりオープンしました。
18日は、キッチン用品や調味料などの物資の配布も行われ、約600人が川辺小学校を訪れました。
(2階で生活している女性は―) 「顔見てきょうはホッとしました。家をきのうから倒してるんです。寂しい思いがしますけど、またみんなの憩いの場所を作ろうと思ってます」
(川辺で生活していた女性は―) 「今まで全然お友達とかにも会えなかったので、待ち合わせして会えたらうれしいなと思います」
川辺地区は西日本豪雨で地区のほとんど、約1600棟が浸水被害に遭いました。
小学校や公民館も被災し、川辺地区の住民は集まる場所がなくなっていました。川辺小学校の「ほっとサロン」は毎日午前9時から正午までで、あるくのメンバーが常駐するということです。
また、今後はほっとサロンを拠点に、イベントも開催する予定です。
(川辺復興プロジェクト/槇原聡美 代表) 「これからも川辺の人がここにきたらほっとできる。なんかちょっと落ち着くなっていう場所を作っていきたいなと思っています」