クレヨンを使って、繊細でぬくもりがある世界観を描くイラストレーター、うにのれおなさんの新作の原画展が、高松市の書店で開かれています。
高松市を拠点に活動している、うにのれおなさんが去年2月から描いた新作の原画10点が会場に展示されています。
うにのさんは、25色のクレヨンを使って色を塗り重ねた後、ペン先でひっかいて繊細な模様を描いています。
(山下洋平リポート) 「広告など印刷物にも使われている、うにのさんの作品なんですが、原画を見ますと、細かくひっかいた模様やクレヨンを塗り重ねた質感を味わうことができます」
うにのさんは、これまで動物と花をモチーフにしてきましたが、今回初めて、絵の中に小さな赤いワンピースの女の子を登場させるシリーズ作品を手がけました。 絵本のワンシーンのようで、見る人が様々な「物語」を想像できます。
(イラストレーター/うにのれおなさん) 「絵にちょっと深みが出たかなと。見ている人が楽しい気持ちとかあたたかい気持ちになるようなイラストが、描けたんではないかなと思います」
うにのれおなさんの原画展は、高松市亀井町の「本屋ルヌガンガ」で28日まで開かれています。