「奇跡のポニー」が真備に帰ってきました!西日本豪雨の中、奇跡の生還を果たしたポニーの「リーフ」が1日、避難先から戻って来ました。
(飼育員/谷本真理さん) 「やっぱり正直うれしい。待ってたっていうところがあるので。もうとりあえず、おかえりって言うと思います」
1日午前9時40分、倉敷市真備町箭田にある「まびファームかけはし」にリーフが帰ってきました。
リーフは、ファームに隣接する老人保健施設「ライフタウンまび」の利用者の癒やしの存在です。
しかし、洪水によって流され2日間行方不明に。約200メートル離れた住宅の屋根にいたところを、ボランティアに保護されました。その後リーフは、岡山市北区の吉備路若駒牧場で避難生活を送っていました。
(記者) 「およそ4カ月ぶりに、真備での生活が始まります。ライフタウンまびの入所者は早速、リーフとのふれあいを楽しんでいます」
(入所者は―) 「言葉は通じんと思うけど、体触ったりするとねいいですよね。かわいいもんじゃ」
1日は「おかえり会」も開かれ、リーフは拍手で迎えられました。
約4カ月ぶりに、我が家に戻り新たな日常が始まるリーフ。
実は妊娠している可能性があるそうです。お相手は避難していた牧場にいた「ムサシ」で、1日も真備町まで付き添ってきました。 もしかすると来年の夏には、新たな家族が増えているかもしれません。