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西日本豪雨で奇跡の生還のポニー「リーフ」天国へ旅立つ 見守ってきた人たちにも悲しみが広がる 岡山・倉敷市 

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 2018年7月の西日本豪雨で奇跡の生還を果たしたポニー、「リーフ」が天国へと旅立ちました。

 「リーフ」が旅立ち、倉敷市真備町箭田の「まびファームかけはし」には、生後3カ月の「嵐(らん)ちゃん」の姿が。いつもリーフたちを見守ってきた人にも悲しみが広がっていました。

(見守ってきた人たちはー) 「信じられなかった。人でも動物でもいなくなるいうのは寂しいね。すぐ涙が出る」 「今聞いたんです。亡くなったんじゃなって思うてからなんかもう寂しい気持ち。また早く生まれ変わってきてライフタウンに帰ってきてくださいと(伝えたい)」

 11月27日未明、「まびファームかけはし」で暮らしていたポニー、「リーフ」が死にました。ファームに隣接するコミュニティケアセンター、「ライフタウンまび」では利用者の癒しの存在だった「リーフ」。

 しかし、2018年7月の西日本豪雨の時、洪水で流されて行方不明に。2日後、約200メートル離れた住宅の屋根にいたところをボランティアに保護され、奇跡のポニーとして話題になりました。

 2019年8月の台風18号で強風の中「嵐ちゃん」を出産。しかしその後、足を痛めて岡山市の牧場で治療をしていました。

(ライフタウンまび/岡崎亮 さん) 「馬なので立てれなくなったら体全体の調子が崩れてきちゃう。お腹の調子も崩されて弱っていった。最後の最後までお乳をあげてご飯もしっかり食べられてて、本当に強い生きる力を持って強いリーフでした」

 「まびファームかけはし」では2020年2月ごろにリーフの石碑を建て、お別れ会も検討しているということです。

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