「幻の山の芋」とも言われる「銀沫(ぎんしぶき)」の栽培に岡山県真庭市の保育園児が挑戦し、5日、収穫しました。
「銀沫」を育てたのは真庭市若代の富原保育園の4、5歳児です。 今年5月に種芋を植えたあと、草取りや水やりなどを続けてきました。
5日は、銀沫を栽培している農家に教わりながら、一生懸命に掘り出していました。
「銀沫」は、芋の形が真庭市の「神庭の滝」のしぶきに似ていることからその名が付けられました。 すりおろしたときに粘りが強いのが特徴ですが、全国的にも生産量は少なく、「幻の山の芋」とも呼ばれています。
真庭市の勝山地区では20年ほど前から生産に取り組んでいて、園児たちが育てた銀沫は大きいもので300グラムほどに育っていたということです。