岡山の企業の技術を結集します。BMXのトップ選手に提供する「競技用ジーンズ」を開発するプロジェクトの説明会が、岡山市で行われました。
岡山市に本部を置く「全日本フリースタイルBMX連盟」が開いた説明会には、ジーンズメーカーなど9社の担当者が出席しました。
オリンピックの正式種目となる「BMXフリースタイル・パーク」はジャンプ台を使って宙返りするなど、アクロバティックな技の難易度や完成度を競う競技です。
この競技の選手の服装は「ジーンズ」に「Tシャツ」とされています。 しかし、市販のジーンズはプロテクターの装着を想定していないため、ファッション性が高く伸縮性や耐久性に優れた競技用ジーンズを、連盟が複数の岡山の企業と共同開発しようというのが今回のプロジェクトです。
(全日本フリースタイルBMX連盟/出口智嗣 理事長) 「今回集まった方々がここに参画してもらって、最終的にみんなで笑って選手たちを応援できるところに行きたいなと思っています」
今年5月のワールドカップで優勝した岡山市在住の大池水杜選手も、このプロジェクトに期待を寄せています。
(今年5月のW杯優勝 大池水杜 選手) 「いかに格好よく見せるか?見せるために私はいろんな練習をしていてるんで、ファッションでも格好いいものができたらとてもうれしいと思ってます」
プロジェクトの参加は12月10日まで受け付け、来年4月のワールドカップまでに、競技用ジーンズを開発する予定です。
(出席した企業の担当者はー) 「スポーツもできるようなジーンズが作れるというのをアピールできたら面白いかなと思います」 「生地でしたりデザインなんかは、選手たちの気持ちを汲み取って、できる限りのサポートができればなと思ってます」