多くの人が交通機関を利用する年末年始に向けて国土交通省などによる安全総点検が始まりました。
このうち、岡山市の新岡山港では玉野海上保安部や国土交通省の職員ら20人が岡山と小豆島を結ぶフェリーに乗り込み、救命用具や脱出経路などを点検しました。
今年9月、台風21号の強風で、関西空港の近くに停泊中のタンカーがいかりを下ろしたまま流される「走錨状態」となり、連絡橋に衝突しました。 これを受けて船員に対して安全管理の指導も行いました。
(にゅうおりんぴあ/中村勝 船長) 「見張りを厳重にしてレーダー等使用して走錨していないか十分注意して警戒しておりました」
安全総点検は1月10日まで各交通機関で行われます。