劇場型の「オレオレ詐欺」被害です。高松市の83歳の女性が、孫や郵便局員などを名乗る複数の男たちから、現金50万円とキャッシュカードをだまし取られました。
警察によると、12月3日、高松市の1人暮らしの女性(83)の家に孫を名乗る男から「メロンを送ったが、別の場所に送られた。仕事のお金を入れていた」と電話がありました。 その直後、郵便局員を名乗る別の男から「荷物が間違って届いている」と電話があり、女性は男の話を信用しました。 そして、孫や孫の上司を名乗る男から「急ぎで金が必要なので50万円を貸してほしい」などという電話を受け、上司の息子を名乗る男に現金50万円とキャッシュカード1枚を渡し、だまし取られました。
12月4日以降、高松市と坂出市で合わせて8件の特殊詐欺未遂が起きていて、警察が注意を呼びかけています。