西日本豪雨で被災した高校生がエジプト政府に招待され、昨年12月にピラミッドなどを巡りました。生徒たちは7日、現地で感じたことなどを岡山県知事に報告しました。
エジプト訪問について報告したのは、西日本豪雨で倉敷市真備町の自宅が被災した高校生7人です。この訪問は、エジプト政府が豪雨で被災した子どもたちを励まそうと招待したもので、抽選で選ばれた岡山県と広島県、愛媛県の高校生27人が12月23日から9日間の日程で遺跡を巡るなどしました。
高校生たちはピラミッドの石の大きさに驚いたことや、現地の人が気さくに話しかけてくれたことなどを報告しました。
(矢掛高3年 西川奈美穂さん) 「先生からエジプトの話があると聞いて思わず、『絶対に行く』と。いろんな遺跡や神殿が見られて本当に楽しかったです」
(倉敷南高2年 伊丹良さん) 「英語で話しかけられる機会が多かったんですけど、これから英語を話せるような勉強をしたいと思いました」