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絶滅危惧種の水草も生息 小田川付け替え工事を前に生物多様性を検討する協議会 岡山・倉敷市

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 今年の夏に本格的に着工する岡山県倉敷市の小田川・付け替え工事を前に、生物の多様性を検討する協議会が行われました。

 この協議会は、専門家の意見を小田川の付け替え工事に反映するため岡山河川事務所が開いたもので、動植物や河川の専門家7人が参加しました。付け替え工事は、現在の小田川の流れを変え、4.6キロ下流で高梁川と合流させるもので、ルート上にある、ため池・柳井原貯水池を河川にし、水を流します。区間は約3.4キロ。

 生き物に配慮した川をつくるには、流れの緩急や場所ごとに水深の差を設けることなどが必要です。絶滅危惧種の水草・アサザについては、生息に適した流れのないエリアを設けるべきとの考えが示されました。

 これらの意見は、今年の夏から本格的に着工する付け替え工事に活用されます。

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