2018年の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町の公共施設「マービーふれあいセンター」が24日、再開しました。
「マービーふれあいセンター」は倉敷市真備町で最大の公共施設で、大ホールには約1000人を収容できます。
式典では、吉備真備太鼓や地元オーケストラによる演奏が披露されました。
(記者リポート)
「再開したマービーふれあいセンターです。西日本豪雨の影響で3.5メートルのところまで浸水し、竹のラインが施されています」
2018年7月。
マービーふれあいセンターは西日本豪雨によって3.5メートルまで浸水し、ホールの音響機器なども使えなくなりました。
倉敷市は約16億円をかけて音響や照明機器、座席などの修復工事を行いました。
西日本豪雨から3年を前に、倉敷市真備町の主な公共施設の復旧は全て完了しました。
(吉備真備太鼓/松田巧 代表)
「ここへ帰って来られたということは、故郷・我が家へ帰った気持ち」
(倉敷市/伊東香織 市長)
「以前のように、気軽にマービーふれあいセンターで交流や自分たちの活動、それから多くの人との出会いに使ってほしい」