香川県高松市の複合商業施設、瓦町FLAGにある「ジュンク堂書店」が3月1日、7階から3階に移転しリニューアルオープンします。今までのジュンク堂書店にない工夫を凝らした店内とは?
3月1日、瓦町FLAGの3階にリニューアルオープンするジュンク堂書店高松店。1月までは7階で営業していました。
リニューアルによって、約1000坪あった売り場面積は約900坪に縮小、蔵書数も約80万冊から約60万冊に減りました。一方、ジュンク堂書店の他の店舗にはない工夫を凝らしています。
(記者) 「これまではこの高さの棚を多く利用していました。しかし棚の上の部分をカットすることで、レジの場所がよく見えるようになり、見通しがよくなりました」
レストスペースでは、買っていない本でも3冊まで持ち込んで読むことができます。さらに、隣接するカフェの飲み物を持ち込むことも可能です。天井のロールスクリーンを下ろすと、著者を招いてのトークショーなどイベント用のスペースとして早変わりです。
(記者) 「子どもが遊んだり、本を読んだりできる常駐のスペースというのは、ジュンク堂では初めてできました。また、こちらのテントは、4階のアウトドア用品店とコラボレーションしたものなのですが、なんと中で本を読むことができるんです」
赤ちゃんから小学生向けに絵本や知育玩具をそろえたスペースを新たに設置。また、瓦町FLAGの中にある他の店と連携することで、FLAG全体の活性化や新たな客層の獲得も期待できます。
また、6階にあったアニメやコミックの専門店も3階に移転したため、1つのフロアで書籍・雑誌・コミックを網羅できるようになりました。
(ジュンク堂書店高松店/高崎立郎 店長) 「7階から3階に下りてきて、そこで終わりではなくて、瓦町フラッグ全体を楽しんでいただけるような玄関口として、何かやっていけたらなと思っております」