岡山県真庭市の湯原温泉で、災害時に外国人の宿泊客を避難誘導をする訓練が行われました。
真庭市消防本部と湯原温泉の旅館組合が初めて行った訓練には、旅館の外国人スタッフや国際交流員らが参加しました。訓練は、震度5弱の地震が発生し、客室から火が出たという想定で行われました。
スタッフは、英語で火災の発生を知らせるとともにボードを使って誘導します。また「翻訳アプリ」を活用して状況を伝える方法も体験しました。
(参加した従業員はー) 「実際に起きたときに、自分がどのように冷静でいられるかというのを心がけたいと思います」
旅館組合は今後、改善策などを話し合い、外国人旅行者対応マニュアルを作成する方針です。