香川県の土で作った陶器や磁器の展示会が高松市で開かれています。
赤色やオレンジ色、緑色など多彩な色彩の焼き物が並んでいます。縄文時代から江戸時代、さらに現代の個性あふれる陶器や磁器など約180点が展示されています。
ユニークな形の「三彩三春駒香炉」は、江戸時代に平賀源内が発案した源内焼でできています。子どもの健康を守る縁起物の馬をモチーフにしています。緑色を基調に黄色や紫色が鮮やかな色彩です。
高松市の紀太隆志さんの作品「葦図翡翠水指」は、つばのふくらみにある細い線が水の流れを表現しています。蓋のつまみに鮮やかな青色のカワセミがデザインされていて遊び心があふれています。
この展示会は、3月17日まで香川県立ミュージアムで開かれています。