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江戸時代の発明王・平賀源内ゆかりのお香「源内香」を発売 香川・さぬき市 

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 香川県さぬき市志度の出身、静電気発生装置「エレキテル」に代表される江戸時代の発明王・平賀源内は、日本で最初の博物図鑑を出版するなど植物学者としても有名です。平賀源内ゆかりの植物を使ったお香「源内香」が10日、発売されました。

 「源内香」を発売したのは、さぬき市志度のお香・仏具製造販売会社「一(いち)」です。

 平賀源内は江戸時代、香木の伽羅で作った髪飾りを売り出しました。当時は「源内櫛」と呼ばれ、大変人気があったそうです。現代では「源内櫛」のような髪飾りが使われなくなったため、お香として再現しました。封筒や名刺入れ、お財布などに入れておくと、さわやかな癒しの香りが楽しめます。名刺入れの場合、約3カ月香りが持続します。

 お香の原料には、平賀源内ゆかりの薬草「数珠玉」が使われています。平賀源内旧邸(さぬき市志度)の薬草園に植えられているイネ科の多年草です。種子は硬く、実の部分は漢方で川穀と呼ばれ、利尿や解熱、美肌効果があるとされています。「源内櫛」に描かれていた梅の香りで仕上げました。

 「源内香」は1個990円(税込み)、平賀源内記念館(さぬき市志度)と株式会社一のオンラインショップで販売されています。

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