岡山県北に春の足音が近づいています。冬の間、通行止めとなっている旧蒜山大山スカイラインで、開通に向けた除雪作業が進んでいます。
真庭市と鳥取県江府町を結ぶ、旧蒜山大山スカイラインは、雪のため去年12月6日から通行止めになっています。岡山県側を管理している美作県民局は3月6日から除雪作業を始めました。
標高869メートルの鬼女台展望休憩所付近では、ロータリー除雪車がエンジン音を響かせて白い大きなアーチを描きながら進んでいきます。
例年は3メートルほどの積雪がありますが、今年は雪が極端に少なく50センチほどしかありません。そのため、雪の少ない場所では、ショベルドーザーで片側に雪を寄せ集めてからの作業です。
除雪を終えると道路の状態など安全確認をしたのち、3月末に全面開通する予定です。