去年7月の西日本豪雨で被災した岡山県高梁市が、10年間の復興計画をまとめました。
近藤隆則市長が会見して、防災、生活、産業などについて復興へのビジョンを示しました。高梁市では去年7月の西日本豪雨で住宅340棟以上が全半壊し、道路などの公共施設では70億円を超える被害がありました。
復興計画では10年間を3つの段階に分け、昨年度から最初の3年間をインフラ復旧をはかる復旧期、次の4年間を被災前の活力を回復する復興期、最後の3年間は地域の発展を目指す発展期としています。
具体的な実施計画では、公共施設の工事や排水ポンプの整備、自主防災組織の育成など10年間で100の事業を実施するとしています。
現時点で総事業費は142億円になるとみています。