「令和」への改元を機に、日本古来の伝統文化を知ってもらうイベントが高松市で開かれました。
平安時代からの宮廷文化と礼儀作法を伝えようとNPO法人「伝統和文化マナーマイスター協会」などが主催したものです。
玉藻公園の披雲閣では、宮中での女性の正装「十二単」の着付けがお披露目されました。薄緑や黄、赤といった単によって袖口や襟口に鮮やかな色が重ねられます。着付けの専門家が衣装の大きさや袴の長さが身分の高さを象徴するなどと意味を解説していました。
(着付けを体験したモデルはー) 「思った以上に重くてこのかつらもすごく重くて上からも重いし、後ろからも重いっていう感覚で、すべてが初めての感覚です」
(伝統和文化マナーマイスター協会/奥山功 中四国本部長) 「十二単とか包丁の儀礼なんかを通して。宮中の文化っていうのはこういうふうに日本に脈々と残ってきているのだなぁ、ということもちょっと皆さんに知っていただきたい」