高松市のリサイクル店で電化製品を万引きした罪で、66歳の男が実刑判決を受けました。男は、常習的に窃盗を繰り返していて、以前盗んだ商品を同じリサイクル店で売っていました。
常習累犯窃盗の罪で判決を受けたのは、高松市の66歳の無職の男です。
判決によりますと男は窃盗や常習累犯窃盗の前科があるにもかかわらず、去年10月、高松市のリサイクル店でオーディオアンプとブルーレイディスクレコーダー、合計6万2000円相当を盗みました。
男は、以前この店で盗んだ商品の買い取りを申し込み、その査定を待つ間に犯行に及んでいました。
13日の判決公判で、高松地裁の湯川亮裁判官は「常習性は顕著で、出所から1年5カ月足らずで換金目的で犯行に及んでいて悪質」などとして、懲役3年6カ月の求刑に対して、懲役2年10カ月の実刑判決を言い渡しました。