岡山県倉敷市の鷲羽山ハイランドで、走行していたジェットコースターの席の部分が落下しました。けが人はいませんでした。
(記者) 「楽しいはずのジェットコースター。乗客を乗せたコースターが、ファーストドロップと呼ばれるこの落差を降りた地点で事故は起きました」
事故があったのは、倉敷市の鷲羽山ハイランドにある立ったまま乗るアトラクション、「スタンディングコースター」です。5月12日午後2時ごろ、走行中に一番後ろの席の背もたれやサドル部分が外れ、支柱を残して地面に落ちました。落下した部分は重さ20キロから30キロほどで、けが人はいませんでした。
運転前の点検では、この席の身長に合わせて調整する部分に不具合があったため、他の席に客3人を乗せて走行していました。
鷲羽山ハイランドでは、おととし8月にも、「ウルトラツイスター」の安全バーが走行中に根元から外れ、男性客1人が大けがをしました。
鷲羽山ハイランドは、「本当に申し訳なく思っています。安全管理と再発防止に努めます」とコメントしています。