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岡山理大で最も長く飼育されていたクロマグロ 水槽のポンプトラブルで死ぬ

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 水槽でクロマグロの養殖実験に取り組んでいる岡山理科大学で、最も長く飼育していたクロマグロが死にました。

(岡山理科大学/山本俊政 准教授) 「いかんともしがたいですね。今までずっと育ててきて約3年ですから」

 クロマグロを育てていた水槽で16日夜にポンプトラブルがあり、17日午前0時過ぎやむを得ずマグロをしめました。

 死んだマグロは2016年8月から飼育していたもので、これまでの最長記録を1年以上更新しました。重さは約35キログラム。これまでで最も大きい17キロを更新し、目標の20キロを超えました。    クロマグロの養殖実験は、岡山理科大学の山本俊政准教授が開発した好適環境水という特別な水を使い、2010年から取り組んでいるもので、内陸部での養殖を可能にする技術として期待されています。

 マグロは18日の朝、岡山市中央卸売市場に出荷されます。

(岡山理科大学/山本俊政 准教授) 「最後には末端のお客さんが食べて、おいしいと言っていただいて、研究が終わりだと思ってますのでそういう形にしました」

 岡山理科大学にはこれでマグロがいなくなりますが、養殖実験の今後については未定ということです。

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