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災害時を想定 四国4県の白バイ隊員が「トライアル走行」の技術を競う

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 災害時にも情報収集などで活躍します。四国4県の白バイ隊員が災害現場を想定し、整備されていない場所での走行技術を競う大会が香川県まんのう町で開かれました。

 四国4県の警察が毎年合同で行っているものです。26日は、各県警の交通機動隊に所属している白バイ隊員あわせて14人が参加しました。

 普段は交通の取り締まりなどを行っている白バイ隊員ですが、地震や土砂崩れといった災害時には、四輪車が通れないような場所に入り、情報収集する役割を担います。  26日は、災害時を想定して、急な斜面にタイヤや岩などの障害物が埋め込まれたコースで隊員たちが「トライアル走行」と呼ばれる運転技術を競いました。

(記者) 「隊員たちはバイクと一体となって険しい斜面を乗り越えていきます」

 審査の基準はタイムではなく、足をついたり、コースから外れたり、転倒したりするとポイントが減点されていきます。各県の上位2位のポイントを競い、午前の部では、高知県が1位に輝きました。

(参加した隊員はー) 「ステア(段差)の登るところ、登ったあとのバイクのバランスなど、まだまだ詰めていかないといけないところがあると思います」 「災害とか発生したときにいま培った能力を発揮して、そこの場所(災害現場)までたどり着くような技術を身に付けていきたいと思います」

 自然の地形の中を走る「トライアル走行」は、白バイを含めた基本的な走行技術の向上につながります。  27日は、4県の隊員が舗装されたコースで8の字走行やスラロームなど白バイの運転技術を競う大会が坂出市で行われます。

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