高松市が観光地・屋島の活性化のため整備する「山上拠点施設」の建設工事の入札が3度、不調に終わりました。大西市長は、要因について企業にヒアリングを行う考えを示しました。
(高松市/大西秀人 市長) 「できるだけ早い完成に向けて、関係機関との協議等、鋭意進めてまいりたいと思っております」
高松市は、屋島山上のにぎわい作りを目指して、歴史文化の発信や展望スペースを備えた拠点施設の整備を進めています。建設工事の入札は今年5月と7月、そして8月8日にかけて3回行いましたが、いずれも応札はあったものの予定価格と開きがあり、不調に終わりました。
これを受け、市では、企業に対し、入札に参加しない理由や価格が開く要因についてヒアリングし、今後の対応を検討する方針です。7月に着工し、来年度中の完成を目指していましたが、大幅に遅れる見通しです。