高松市が屋島活性化事業の目玉として進めている施設の建設が入札不調で遅れています。高松市は参加資格を緩和するなどして、2度目の入札を行うことを決めました。
高松市は、屋島山上の展望台近くに情報発信などを行う拠点施設の整備を進めています。しかし、5月行った建設工事の入札は1件の応札があったものの市の予定価格と開きがあり「不調」となりました。
これを受けて高松市は、入札の参加資格を「市内に本社がある企業」から「事業所がある企業」に緩和しました。さらに予定価格を見直して、6月3日に再募集の公告をしましたが、今年夏を予定していた着工は10月以降にずれ込む見込みです。
(高松市/大西秀人 市長) 「3カ月程度の遅れということにはなりますけれども、来年度中の完成を見込んで取り組んでまいりたい」