いつか来る災害に備え、4つの種目に挑みました。リレーや借り物競争で競い合いながら防災について学ぼうと、高松市で、いっぷう変わった運動会が開かれました。その名も、「防災運動会」です。
香川県総合運動公園に集まったのは、高松市でホテル業などを展開する穴吹エンタープライズの社員たちです。彼らが挑むのは、体を動かしながら防災を学ぶ「防災運動会」。
まずは、防災クイズに挑戦です。
この運動会は、災害発生からの時間ごとに、競技の種目が設けられています。初めのクイズでは、災害発生時に素早く対応するための知識を学びます。
第2種目のリレーでは、新聞紙を折ってスリッパを作るなど、発生直後の危険から身を守る方法を学びました。
(記者) 「第3種目は、防災借り物競争です、災害発生後3日以内の、物資が足りない状況を想定し、応用力を身につけます」
テーマは、「身体を温める方法」です。
(競技の様子) 「新聞紙で全身を巻いて、アルミホイルで巻いたつもりです」 「適切でございます!」
そして、最後は発生1週間以内の状況を想定したジェスチャーゲームで、避難所で助け合う知恵を学びました。
(香川県総合運動公園[穴吹エンタープライズが指定管理]/澤口公俊 所長) 「みんなと協力しながらワイワイ楽しみながらというので、すごく吸収もできますし、本当にいい経験になっています」