防災の話題をお伝えする「こつこつ防災」です。地域の子どもたちを対象に、楽しみながら防災について学んでもらう防災教室が開かれました。
岡山県倉敷市真備町で開かれたキッズ防災「まなぼうさい」です。参加したのは地元の川辺小学校に通う3年生から5年生の児童8人です。
地域で防災活動に取り組む「川辺復興プロジェクト あるく」や「川辺放課後子ども教室」などのメンバーが開きました。
(川辺復興プロジェクト あるく/槙原聡美 代表)
「地域のみなさんで一緒に考えて作っている行事になります、子どもたちがしっかりと自分の命や大切な人の命を守れるような知恵を身に付けてほしいなと思って開催しました」
まずは「〇×クイズ」で防災について知識を深めました。
【問題】
「避難するときは、指定避難場所じゃなくてもよい」
正解は〇です。
子どもたちは見事、全員正解。安全な場所に避難できれば指定避難場所以外でも大丈夫です。
次は「リュックに必要なものを入れてみよう」です。
食料や日用品、ラジオなど、用意された30品目の中から、災害時の持ち出しリュックに入れたいものを8つ選びます。
(リュックに入れたいものを選ぶ子ども)
「マスクいるんかな、非常事態だからラジオか……?」
何を持っていけばいいのか迷う子どもたち。
(川辺復興プロジェクト あるく/槙原聡美 代表)
「これが大事だなと思うと、ちゃんと備えることにつながると思っていますので、自分にとって本当に必要なのかということも含めて、子どもたちに考えてもらうきっかけになったらいいなと思って」
(参加した児童は―)
「いろいろなことを学べてよかった。こういうことを知っていたら、自分の命が守れる」
他にも、地域のサポーターと一緒に新聞紙で器を作ったり、保存食を食べたり。体験を通して防災を学びました。
(川辺復興プロジェクト あるく/槙原聡美 代表)
「地域の中での防災教育っていうことは、これからも重要かなと思っていますので、引き続き開催していけたらと思っています」