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初めての9県合同・警察逮捕術大会で技を競う 団体戦は岡山県警が優勝

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 中国・四国地方9県の警察が逮捕術を競う大会が高松市で開かれました。約100人の警察官が日ごろの訓練の成果を試しました。

 「警察逮捕術大会」は、高松市総合体育館で行われました。  今年4月に、四国と中国の管区警察局が統合して中国四国管区警察局が発足したため、初めて9県合同での開催となりました。  競技は何も持たない「徒手」。警察官の装備である警棒や警杖、そして犯人が持つ「短刀」を想定したものになっています。

(記者) 「香川県警と鳥取県警の試合です、それぞれ短刀と警棒を持って熱い試合が繰り広げられています」

 団体戦は、1チーム6人が総当りで戦います。正確に技が入っているかが勝敗の分かれ目です。  警察官たちは仲間の声援を背に受け、時には激しくぶつかり合いながら戦っていました。

 女子個人は、「徒手」と「警棒」の2種目。相手の動きを伺いながら、一進一退の攻防を繰り広げます。  その迫力は男子にも負けません。

(女子選手はー) 「前に前に、積極的に自分から技を出すようにしています。最近は警察官を狙った凶悪犯罪だとかが結構起きてたりするので、受傷事故防止のためにも自ら技を磨いていきたいと思います」

(四国警察支局/佐藤隆治 警視正) 「大規模県の警察からの選手の出場ということで、四国4県の警察官に対しても非常に刺激になるのではないか」

 初めて9県で頂点を争った結果、団体戦は岡山県警が優勝、香川県警が準優勝しました。

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