昨年の西日本豪雨を教訓に「住民の避難」について、具体的に検討する会が倉敷市で開かれました。
昨年7月の西日本豪雨で倉敷市では災害関連死を含め、64人が犠牲になり、約2350人がヘリコプターやボートで救助されました。
西日本豪雨の教訓を生かすため、倉敷市は17日、住民に避難を促す方法などを話し合う検討会を立ち上げました。
(倉敷市/伊東香織 市長) 「行政の対応のみではできることに限りがあると、住民みんなでまた多くの皆さんのお手を借りて取り組みをしていきたい」
委員を務める大学教授や民生委員からは、「自力で避難できない人をリストアップしてみてはどうか」、「小中学生が高齢者を誘って避難する訓練をしてみてはどうか」などの意見が出ていました。
検討会はあと3回開かれ、今年度中に避難行動の計画案をまとめる予定です。