警察の応援部隊が泊まることができます。南海トラフ地震など大規模な災害の発生に備えて、香川県琴平町の旅館やホテルの組合と警察署が協定を結びました。
調印したのは、琴平警察署の堀江良英署長とこんぴら旅館ホテル協同組合の近兼弘幸理事長です。
組合には13軒のホテルと旅館が加盟していて、最大で約3000人を収容することができます。 これまで警察の応援部隊は警察学校や学校の体育館などに泊まることも想定していました。
一方、組合側には、災害で観光客が減少する中で空いている部屋を使ってもらう狙いもあります。
(琴平警察署/堀江良英 署長) 「畳の上で布団を敷いてゆっくり疲れを癒せるということになれば、復旧に対する活動の速度もかなり違ってくるのかな」
警察と旅館・ホテルがこうした協定を結ぶのは、中四国で初めてです。