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南海トラフ地震を見据え…警察署機能の移転訓練 病院に代わりの警備本部 岡山

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 南海トラフ地震など大規模な災害で警察署が使えなくなった時に備え、代わりの警備本部を設置する訓練が岡山市で行われました。

 訓練は南海トラフ地震が起き、岡山市東区で震度6強を観測した想定です。  地震で岡山東警察署の庁舎が損壊したため、協定を結んでいる岡山西大寺病院に警備本部を立ち上げます。そして、各交番や屋上のヘリポートから被害状況を確認します。近くの吉井川で行方不明者がいるという連絡が入ると、機動通信隊がドローンを使って捜索を行いました。

(岡山東警察署/小田正人 署長) 「警察の施設が使えないという最悪の事態は、やっぱり常に考えていく必要があるだろうと。こういう施設をもっともっと協力をいただいて、準備をしておいていろんな災害に備えていきたいというふうに考えています」

 岡山県警警備課によりますと、県南を中心に10の警察署で13カ所の施設と災害時に本部機能を移す協定を結んでいます。去年の西日本豪雨を受け、浸水などの危険性がある警察署についても協定を結ぶことを検討するとしています。

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