30日から防災週間です。災害時などの行方不明者の捜索にドローンなどを活用しようと、警察と岡山市内の企業が協定を結びました。
岡山西警察署と協定を結んだのは、測量や地形調査などを行う岡山市の総合建設コンサルタント会社「ウエスコ」です。協定に基づき、岡山西警察署は災害や山での遭難などで行方不明者が出た場合、ウエスコのドローンとラジコン型ボートの出動を要請できます。
ドローンではサーモカメラで行方不明者の体温を感知でき、ボートでは音波を出して水の底の地形を把握できるため、姿が見えなくても迅速な救助活動につなげられるということです。
(岡山西警察署/荻野英俊 署長)
「あってはいけませんけども、もし行方不明者があった場合に、いち早く、より早く発見できるお力をいただけるものという大きな手ごたえを感じています」