持続可能な社会づくりを地域で考えようと岡山市で開かれている「ESDカフェ」が6日、100回目を迎えました。
岡山市北区で開かれた「ESDカフェ」の100回目には、地域住民や高校生など約40人が参加しました。
「ESD」は、持続可能な開発のための学びを意味する言葉で、岡山市では2011年に地域住民がいろいろなテーマについて話し合う「ESDカフェ」の取り組みが始まりました。
6日は、哲学者を迎えて「私たちは50年後に何を残すべきか?」をテーマに話し合いを行いました。参加者からは50年後に残すべきものに自然の風景や伝統的文化があげられたほか、人とのコミュニケーションの場が減っていることへの危機感などの意見も出ました。
(岡山市市民協働局 ESD推進課/小西美紀さん) 「どんどんいろんな社会の変化がある中で、いろんな考え方とかいろんな切り口を出し合いながらお互いに一緒に考えていくという意味で、対話の場というのはすごい重要だなと思っています」