日韓関係の悪化が深刻化する中、岡山県の副知事らが9日、友好交流協定を結ぶ韓国の都市へ向け出発しました。
韓国・慶尚南道(キョンサンなんどう)を訪れるのは、岡山県の菊池善信副知事を団長とする5人の訪問団です。
岡山県と慶尚南道の友好交流協定は10月で締結10周年を迎え、これまで中学生を現地に派遣して交流を図るなど友好関係を築いてきました。
しかし輸出規制などを巡る日韓関係の悪化を受け今年7月、韓国の小学生の備前市への訪問が中止になるなど、岡山県でも韓国との交流に影響が出ています。
(岡山県/菊池善信 副知事) 「国と国との関係は非常に難しい状況ではありますけども、大事な隣国でございますし、将来につながる友好を確認していきたい」
訪問団は10日、慶尚南道の朴性鎬副知事を表敬訪問した後、ロボット製品の開発施設などを視察し11日に帰国する予定です。