岡山県和気町は、2日、友好都市協定を結ぶ中国・上海市嘉定区への中学生派遣団の派遣を今年度は中止することを明らかにしました。日中関係の悪化を受けての判断です。派遣団は、25日~28日に現地を訪れる予定でした。
2日に開会した12月定例町議会で、太田啓補町長が報告しました。町によりますと、訪中派遣団は町内の中学1~3年生の14人で、現地の学校を訪問して生徒と交流したり、歴史的な施設などを見学する予定でした。
中学生の訪中団は1989年度から派遣しているものです。新型コロナウイルスの影響で2020年度から中断していて、6年ぶりに再開する予定でした。