香川県議会はネットやゲームの依存症対策のために、全国初めてとなる条例制定を目指しています。17日には、専門家を招いた検討委員会が開かれました。
香川県議会の検討委員会では、ネット依存症の専門家2人が統計調査などをもとに現状を説明しました。
(久里浜医療センター/樋口進 院長) 「親が時間を守らせる。子どもはゲームをしたい。未成年者の行動規範を条例で示していただくと、ここにちゃんと書いてあるということを根拠にいろんな指導ができるんじゃないか」
ネット依存はオンラインゲームで特に起こりやすいということで、中国や韓国ではアクセス制限などの対策が取られています。
17日は、専門家から学校での予防教育や相談窓口の設置などの対策も提案されました。 香川県議会は来年4月の条例施行を目指していて、今年中に骨子案を作成、来年2月の県議会に条例案を提案する方針です。